ジョギング・ランニング・ウォーキングの違い ~時速やダイエットなどの観点から~
健康のためにジョギングをしている、という方は結構いらっしゃると思います。
しかしこのジョギング、ランニングとは何が違うのでしょうか?
そしてウォーキングとの決定的な違いはなんなのでしょう?
気になるダイエット効果の点や、時速の点などから違いを調べてみました。
ジョギング・ランニング・ウォーキングの違い
◆ジョギング
無理の無いスピードで走ることがジョギングとランニングの境界領域と言えます。
準備運動として行ったり、健康のために実践するという意味合いです。
跳ねるように走り、片足ずつ着地します。
◆ランニング
ジョギングよりもスピードアップしたもので、話しながらだときついくらいのスピードで走ることを言います。
一時的に両足が宙に浮く状態になる走り方の事をで、ジョギングとは違い、趣味やレースの為のトレーニングという要素が大きいです。
◆ウォーキング
姿勢の良い早歩きのこと。健康増進のための有酸素運動という要素が強いです。
どんなにスピードを出しても片足が必ず地面に付いた状態であるのが基本です。
ジョギング 、ランニング、ウォーキング、どれが一番ダイエット効果がある?
蓄積された脂肪を効率よく燃やすには、一日30分ほどの有酸素運動が効果的です。
ジョギングもランニングもウォーキングも有酸素運動なのですが、走り慣れていない人が
走ると無理に早く走ってしまい、結果、無酸素運動になってしまうという事もあります。
また、消費カロリーだけでいえばジョギングやランニングの方が高いのですが、運動強度が高い分膝や腰に負担がかかりやすいことや、きついと感じる運動はストレスが溜まるというデメリットがあります。
以上の点からダイエットにおすすめなのはウォーキングだと言われています。
しかし、ウォーキングでは物足りない、ジョギングやランニングの方が楽しいという人はそちらでも良いでしょう。
要は、楽しくストレスを溜めずに、30分程度継続して続けることができればどれでも効果は出るということです。
ジョギング・ランニング・ウォーキング、時速の違い
上で少し運動強度の話が出ましたが、それぞれ時速はどのように違うのでしょうか?
時速10km未満がジョギング、時速10km以上がランニング、時速4~6kmがウォーキングと言われているそうです。
ですがこれは個人差が大きいので、あくまで目安として考えて下さい。
当然のごとく、時速が早いほど運動強度は増し、消費するカロリーは多くなります。
ジョギング・ランニングの初心者はウォーキングから始めると良い
ジョギングやランニングを始めたいけど、なかなか踏み出せずにいる、という人は多いかもしれません。
そのような場合、いきなり走るのではなくウォーキングから始めてみるのがおすすめです。
歩きながら基礎体力を高め、少しずつ速度を上げて最終的にはランニングが苦でないと思えるように移行していけば良いのです。
始めは、少し早めの時速6kmほどのウォーキングから。
慣れてきたら次は時速7km、次は時速8km、といった具合に、少しずつペースアップして、最終的に時速10kmほどで走れるようになれば、スムーズにウォーキングからジョギング・ランニングに移行できます。
ジョギングとランニング、マラソンとの違いは
ジョギング・ランニングのように長い距離を走るといえば、マラソンがありますね。
では、マラソンとジョギング・ランニングの違いは何でしょう?
マラソンとは、「競技の名称」で、本来は42.195kmを走って順位やタイムを争う競技です。
日本では42.195kmでなくとも長距離であればマラソンといわれますが、アメリカでは42.195kmの距離のものしかマラソンとは言いません。
ランニングやジョギングは、競技としてではなく走ることそのものが目的なので、マラソンとは違います。
いかがでしたか?
早朝などに、澄んだ空気の中景色を眺めながら走ったり歩いたりするのは気持ちの良いものです。
健康増進のためにジョギングやランニングやウォーキングを始めようと思っている方は、これらの違いを踏まえ、それぞれご自身に合った方法で、楽しく長く続けられるものを選んでみてくださいね。