そうめん・冷麦・うどんの違い ~そのレシピやカロリーなども併せて~
夏定番の麺料理と言えばそうめんですよね。
喉越しもよく、食欲が無いときでもつるっといただくことが出来るそうめんは、古くから日本人に親しまれてきました。
しかし、ひやむぎやうどんとの違いを説明するとなると、意外と分からない方も多いかと思います。
そうめんとひやむぎとうどん、一体どこがどう違うのでしょう?
そうめん・ひやむぎ・うどんの違い
そうめん・ひやむぎ・うどんは原料などはほぼ同じと言って良く、明確な違いは太さのみだそうです。
JAS規格では乾麺の状態での太さ別で以下のように分けているとの事でした。
◆そうめん
乾麺の太さの基準は直径1.3mm未満
◆ひやむぎ
乾麺の太さは1.3~1.7mm
◆うどん
乾麺の太さは1.7mm以上
どの麺も、機械で作る乾麺類と、手作業で作る手延べ麺があります。
本来は、うどんやひやむぎは延ばした生地を切ったもので、そうめんは表面に油を塗って少しずつ引き伸ばして作るそうで、厳密に言うと製法は少し違うようですね。
夏にオススメ!そうめん・ひやむぎ・うどんのアレンジレシピ
そうめんチャンプルー
<材料・2人分>
そうめん(乾麺) 150g
ツナ 1缶
にら 1/2把
人参 1/4本
もやし 150g
サラダ油 大さじ1と1/3
塩・胡椒 少々
醤油 小さじ2
<作り方>
①そうめんをたっぷりのお湯で堅めに茹でる。茹で上がったらざるに上げて、サラダ油小さじ1杯分を麺にまぶします。
②にらは4cm、人参はせん切りにし、ツナ缶は油を切っておきます。
③フライパンに、残りのサラダ油を入れて熱し、人参→もやし→にらの順で中火で炒めて塩・胡椒をしたらいったん器に移します。
④フライパンにツナを入れてさっと炒めたら、①のそうめんを炒め合わせ、醤油を加えます。
⑤③の野菜をフライパンに戻しいれて、塩・胡椒で味を調えたら完成です。
ひやむぎの冷製パスタ風
<材料・4人分>
ひやむぎ(乾麺) 150g
プチトマト 1パック
ツナ 1缶
フレッシュバジル 10枚
すりおろしにんにく 小さじ1/2
醤油 小さじ2
胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ3
<作り方>
①プチトマトは湯むきをし、半分に切ります。
②ひやむぎを茹でて冷水に取った後、水気を切ってボウルに入れます。
③にんにく・醤油、胡椒・オリーブオイルを混ぜて②の冷や麦と混ぜ合わせてから、プチトマトとツナも混ぜ合わせて器に盛ります
④バジルをせん切りにして③に散らして完成です。
サラダうどん
<材料・2人分>
うどん 乾麺なら2束(200g)、生麺なら2玉
きゅうり 1/3本
トマト 1/4個
レタス 3枚
ゆで卵 1個
しゃぶしゃぶ用豚ロース肉 80g
ごまだれ 150g
①レタスは一口大にちぎり、きゅうりは薄切り、トマトは串切り、ゆで卵は縦半分に切ります。
②豚肉を食べやすい大きさに切って、茹でて冷水に取って、水気を切ります。
③うどんはたっぷりのお湯で茹で、冷水に取って水気を切ります
④器に③のうどんを盛り付け、①の野菜類と②の豚肉を乗せ、ごまだれを全体に回しかけて完成です。
そうめん・ひやむぎ・うどんのカロリーは?どれが一番高い?
そうめん・ひやむぎ・うどんのカロリーは、乾麺と生麺でも違いますが、一般的によく使われる乾麺ですと以下のようになっています。
乾麺100g(一人分)あたりのカロリーは、そうめんが356kcal、ひやむぎも356kcal、うどんが348kcalと言う事で、そうめん=ひやむぎ>うどんと言う事になります。
このように、そうめんはヘルシーだと思われがちですが、実は比較的カロリーが高いようですね。
知っているようで意外と知らなかった、そうめんとひやむぎとうどんの違い。
これから夏に向け冷たい麺料理を食べる機会も増えるかと思いますので、今回お伝えした違いにも目を向けながら、美味しく召し上がっていただきたいと思います!