コンサート・ライブ・リサイタルの違いと、ジャニーズの場合や英語での言い方について。
『コンサート』と『ライブ』は今でもよく使われる言葉ですよね。
どちらも音楽を聴くということには変わりないのですが、2種類の言葉があるのはなぜなのでしょうか?
コンサートとライブの違いについて調べてみました。
コンサートとライブの違い
よく『ライブに行ってきた』とか『コンサートが開かれる』なんて話を聞きますが、2つの言葉には一体どんな違いが隠れているのでしょうか。
♦コンサート
コンサートは『演奏会』という意味です。
聴衆を集めて音楽を演奏し、披露するイベントのことを言います。
♦ライブ
ライブとは、『ライブコンサート』の略です。
ライブコンサートは生で演奏をするという意味があります。
どちらも観客を集めて楽器などを使って演奏をすることを指しています。
ただ、二つの言葉から受けるイメージには違いがあり、『ライブ』というとラフで自由な雰囲気があります。
逆に『コンサート』と聞くと、少し重たいような落ち着いた雰囲気があります。
ライブとコンサートの言葉の意味はさほど変わらないのですが、言葉のイメージから使い分けをされている場合が多いようです。
ちなみに、一部ではライブハウスで行う演奏会だから『ライブ』を使うという説もあるようです。
ジャニーズはコンサートとライブで違いがある?
人気アイドルグループを多数輩出しているジャニーズ事務所。
熱烈なファンがいることでもよく知られていますよね。
では、ジャニーズは『コンサート』と『ライブ』、どちらの言葉を使っているのでしょうか?
公式サイトを見ると、『コンサート』という言葉を使用していました。
一般的には『コンサート』は重い雰囲気、『ライブ』は自由な雰囲気と受け止められることが多いようです。
ジャニーズファンにしてみれば、『ジャニーズやアイドルグループがコンサート』で、音楽活動を中心に動いているような『アーティストだとライブ』という考えがあるかもしれませんね。
英語でコンサートやライブには違いはある?
さて、視点を変えて英語で攻めてみようと思います。
コンサートやライブは、英語にすると何か使い分けをするのでしょうか。
まず、英語でいうコンサート(concert)とは、ジャンルや格式などに関わらず音楽の演奏を聴くイベント全般をさしています。
その演奏が生の場合にはライブ(live concertもしくはlive music)と言われます。
ただ今の時代、音楽の演奏は生ですることがほとんどなので、いちいち『live』を付けなくても意味は通じるようです。
そうなると、英語でのコンサートとライブには違いはないと言えるでしょう。
コンサート・ライブ・リサイタルの違い
コンサートやライブと似たような言葉で、『リサイタル』があります。
リサイタルという単語はどういうときに使用するのでしょうか。
リサイタルは『独唱会』や『独奏会』という意味があります。
独唱とは伴奏などの音楽を使わずに一人で歌うことで、独奏会とは一人で楽器などを演奏することを言います。
コンサートやライブは複数人で楽器などを演奏している状態なので、リサイタルとは別物になります。