メール・LINE・Skypeの違い
スマートフォンは今や現代に生きる人にとって必須アイテムと言ってもいいくらい普及していますね。
スマートフォンで外せないアプリと言えば、簡単にメッセージのやり取りができる「LINE」が有名です。
では、LINEとメールは、どのような点が違うのでしょう?
同じような機能を持つskypeとの違いや、メールとの制限文字数の違いなどと併せて調べてみました。
iphoneやandroidには欠かせない「LINE」。メールとの違いは?
◆LINE
インターネットを通じて、メッセージや画像・スタンプを気軽にやり取りすることができるアプリケーションです。
スマートフォンなどの携帯電話だけでなくパソコンに対応していて、チャット機能の他インターネット電話などの機能も持っています。
利用者が相互にインストールしていれば、キャリア・端末を問わずに使用が可能で、基本的に通話やメッセージのやり取りは無料でできます。
会話はチャット形式なので交互に文章が表示され、やり取りが分かりやすいです。
携帯端末に入っているアドレス帳や、LINE上での検索、目の前にいる友達と位置情報を利用して登録するなどして、友達を追加することができます。
相手がメッセージを読むと、自分が送ったメッセージの横に「既読」と表示されます。
◆メール
インターネットを通じてメッセージのやり取りをするという点ではLINEと似ていますが、その特徴はLINEとは異なります。
会話はチャット形式ではなく、一通ごとに表示されます。
同じ画面に会話のやり取りが見えるLINEとは違い、一度相手の文章を見てからその画面を閉じ、メールの作成画面を開いてメールを打ちます。
一通送るごとに通信料がかかります。
アドレスを交換するか、赤外線通信などで連絡先を交換しないと、やり取りすることができません。
skypeとLINEの違いは?
無料通話や無料チャットができるという点では、skypeとLINEはとても似ています。
一番の違いは、LINEは主にスマートフォンで普及していて、skypeは主にパソコンで普及しているという点です。
その違いは機能の差にも現れています。
LINEはスマートフォンを使う若い世代の人が、メッセージだけでなく気軽にスタンプで気持ちを伝える事ができるという特徴があるに対し、skypeはパソコンユーザーがメインなので、webカメラを利用した高画質なビデオ通話ができるのが特徴です。
ビデオ通話はLINEでもできますが、その品質はskypeにはかないません。
また、LINEは常にログイン状態でいつでもメッセージ等を受け取ることができますが、skypeはログインしていないと使えない為、オフライン時に送られてきたメッセージには気づくことができません。
LINEでは一つのアカウントしか使用できないのに対し、skypeはIDを一人で複数所持できるという点も違いの一つです。
キャリアメール(Eメール)、ショートメール(SMS)とLINEの違いを比較
キャリアメール
携帯電話端末に向けて提供されるEメールのことで、主にNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル3社のメースサービスを指すことが多いです。(イー・モバイル、ウィルコムも該当します。)
絵文字やデコメール、写メールなどを送信することができますが、容量の制限があります。
キャリアによって違いますが、送受信可能なサイズは1~10MB。
かなり古い機種などでない限り、全角で5000文字ほど送受信が可能です。
ショートメール
SMS(ショートメッセージサービス)のことで、携帯電話を用いて全角70文字以内の短いメッセージをやり取りするものです。
電話番号だけで送受信することができ、相手の番携帯番号さえ分かれば、アドレスが分からなくても送ることができます。
受信は無料ですが、送信するのには1メッセージ約3円の料金がかかります。
画像は添付できません。
また、絵文字もキャリアや端末によっては、受信した方でうまく表示されないということもあるので注意が必要です。
このように、キャリアメールとショートメール、文字数にはかなりの違いがありますが、LINEはどうでしょうか?
LINEは、以前は500文字の文字制限がありました。
しかし、2013年7月に行われたアップデートにより、その制限文字数が最大10000文字に増え、よりいっそう長いメッセージを送ることができるようになりました。
スマートフォンを持っている人で、LINEのアプリが入っていないという人はほとんどいないと言われています。
LINEはその特徴から、気軽に気持ちや用件を伝えることができ、若い世代を中心に広く普及し、一方のキャリアメールは、LINEと比較すると不便な点も多く需要は薄れてきているようです。
しかし、LINEには個人情報保護の観点から注意すべき点もたくさんあるので、それも踏まえた上で、メールやラインを使い分けながら安全にメッセージのやり取りをすると良いですね!