ジューサーとミキサーの違い
美容やダイエットにいいということで注目されているスムージーや野菜・果物の生ジュース。
これらを家庭で作るのにはミキサーやジューサーが必要ですが、この2つは一体どう違うのでしょうか。
この2つの違いを比較するとともに、おすすめのミキサー・ジューサーのタイプや、大ヒット中のジューサー・ミキサーの情報も併せてお伝えしたいと思います。
ジューサーとミキサーの違いを比較
◆ジューサー
果物や野菜から繊維質を分離させ、水分だけを取り出す調理器具のことで、ガラス容器の中で底におろし金のついたザルが回転します。
ザルが回転することにより材料は擦りおろされ、繊維質とジュースに分離する仕組みになっています。
一般的にジューサーといえば、低速ジューサーの事を指す場合が多いです。
低速ジューサーは名前の通り低速で回転するもので、熱の発生量が高速ジューサーに比べて少ないため、栄養や酵素が破壊されにくいという特徴を持っています。
また、ジューサーにはミキサーと共用できる製品もあり、そのような製品は高速ジューサーである場合が多く、「ジューサーミキサー」と呼ばれています。
◆ミキサー
材料の粉砕・攪拌(かくはん)を行う調理器具のことで、ガラス製の容器の中に刃が付いています。
台座部分にあるモーターによって刃が回り、材料を粉砕して混ぜるという仕組みになっています。
台座からガラスの容器が外せるようになっています。
日本ではミキサーと呼ばれますが、英語ではブレンダーと呼ばれています。
材料を細かく砕く装置なので、さらっとした液体のジュースではなく、どろどろの状態のジュースが出来上がります。
ミキサーに果物や野菜を入れて作られたジュースを、スムージーと言います。
ミキサーとジューサー(低速ジューサー)の選び方。おすすめはどんなタイプ?
ミキサー・ジューサーを購入するとなったら、まずは、用途を考えて、自分がどんなタイプが欲しいかを考えてみましょう。
そして、どんな商品が欲しいかが決まったら、次は好みの機種に絞り込んでいきます。
製品により大きさは様々なので、実際の商品を見て大きさを確認するのが良いでしょう。
本体の材料を入れる場所なども、使いやすさに関わってくるので要チェックです。
ジューサーに関しては、搾りカスが出るのでお手入れ方法が楽なタイプがおすすめです。
刃の着脱や洗いやすさとともに必ず確認しましょう。
また、安全装置がしっかりしているタイプやモーター音が小さいタイプも、家庭で安全・快適に使用するためには外せないポイントですね。
「パワージューサー」と「バイタミックス」が人気の理由
大ヒット中のジューサー「パワージューサー」と、こちらも大ヒットしたミキサー「バイタミックス」。
この2つの人気が高い理由はなんでしょう?
パワージューサーとバイタミックスの特徴をまとめてみました。
パワージューサー
栄養素を取り囲む細胞壁を素早く粉々にする技術で、栄養素を効率よく摂取することができます。
投入口が7cmと大きく設計されていて、トマトなどの大きめの材料も切らずに投入することができます。
さらっとしたジュースはお子様やお年寄りでも飲みやすく栄養価もばっちり。
他社製品よりもスピードは最大で1.5倍、ジュースの量も最大で50%多く絞ることができます。(全ての製品との比較ではありません)
安全装置が付いているので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にもぴったり。
ワンタッチで取り外しができ、水でサッと流すだけで綺麗になるのでお手入れもしやすいです。
バイタミックス
驚くほどのハイパワーで、栄養価の高い種や皮ごと一瞬ですり潰す為、栄養価を残さず摂取することができます。
口当たりが滑らかなのも人気の秘密のようです。
氷や米も粉砕できる強靭な刃で、ジュースだけでなく、アイスやスープ、自家製米粉やピーナツバターなども作ることができます。
使用後は、容器に中性洗剤を入れて30秒回転するだけでOKということで、お手入れが非常に楽である点も魅力の一つです。
近年の健康・美容ブームと、切っても切れない関係のミキサーとジューサー。
とろりとした食感のスムージーも、さらっと飲みやすい生ジュースも、お好みの野菜や果物で自分だけのオリジナルドリンクが作れます。
これからミキサー・ジューサーの購入を考えている方は、以上の2つの違いを参考にしながら、お店に足を運んでみて下さいね!