ブレザー・ジャケット・スーツの上着の違い―レディース、ゴルフのことも少し。

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スーツ、ジャケット、ブレザー・・・どれもよく言ったり聞いたりする言葉だと思いますが、具体的な違いは何なのでしょうか?

思い浮かぶ服装は同じになってしまう人も多いかと思います。

そこで、この3つの違いを詳しく調べてみました。

「スーツ」も「ブレザー」も実は「ジャケット」

ジャケットとは「袖のついた上着」の総称なので「スーツ(の上着)」も「ブレザー」もジャケットです。

つまり、ブレザーもスーツ(の上着)も服の形としては基本同じものです。

じゃあ何が違うの?ということで、もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

ブレザー・ジャケット・スーツの違い

ジャケット

先ほどもあげましたが、袖のついた上着の総称です。

長いもの、短いもの、頭からかぶるもの、ジャンパー、コート、ダウンなどもジャケットの一種です。

その昔、膝丈の長さの袖付きの作業着(の上着)として定着していったのが始まり、と言われています。

「ジャケット」の語源は、その作業着が「ジャック」と呼ばれていたからだそう。

テーラードジャケット

テーラードとは英語でTailored。

Tailored=「仕立てた」という意味で、紳士服の仕立て屋で作られたものを指します。一般的にジャケット、というとこちらを指すことが多いです。

色は様々で、プラスチックボタンが主流のフォーマルな男性用の上着のことを指します。

後にレディースウェアも普及。ジャケットとパンツの組み合わせのみでなく、ジャケットとスカート(テーラードスカート)も増えました。

後に説明するスーツほどではないですが割とかっちりした服装ですね。

■ブレザー

ブレザーは襟付きのスポーティーなジャケット。金や銀などの金属ボタンやパッチポケットがあるものを指します。

一般的に色は紺が多く、男性用を主に指しますがレディース用もあります。

ブレザー誕生の背景には諸説色々ありますが、1860年代イギリス海軍のブレザー号の船員に紺色の生地に金ボタンの上着着用義務があったという説、1880年代、ボートレースの試合でケンブリッジ大学のクルーが炎(ブレーズ)のような真紅の上着を用いたという説などが有名です。

徐々に他の色も加わり、学生服などにも使われるようになりました。

制服としての地位を確立しつつ、ファッションでは海外などで「スポーツジャケット」と呼ばれ、カジュアルな場で着用され、年齢性別を問わず多くの人に好まれるようになりました。

■スーツ

基本的に同じ布から作られる上下セットのものを指します。メンズの場合、上着・パンツのツーピース、もしくはこれにベストを足したスリーピースが一般的です。

レディースの場合、上着・スカートまたはパンツの組み合わせが基本です。

スーツの上着の形状は・・・実はテーラードジャケットとほぼ同じだったりします。

では、ジャケット+パンツというよく見かけるスタイルの時、スーツの上着でも大丈夫・・・と思ってしまいそうですが、これは正直あまりおすすめできません。

生地の違和感、肩パットの違和感、細かい違和感は色々ありますが、一番違和感があるのが着丈です。

一般的にジャケットの丈はスーツより2、3センチ短く作られています。

下をカジュアルにするとバランスが悪く見えてしまうんですね。

スーツはやはり上下セットで着用するのが好ましいと思われます。

ブレザーやテーラードジャケットは素材や形によって色々応用が利きそうなのでTPOにあった服装を選んでみてください。

話が少し逸れてしまいましたのでスーツのことに戻します。

日本で言うスーツはだいたいフォーマルで、かっちりした印象が強いです。

就職活動などで着用するリクルートスーツもこちらですね。

通勤着、仕事着から準礼服に至るまで用途が多いです。

肩パットが入っていたりシルエットがかっちりしたものが多いのも特徴。

余談になりますが、肩パットの入っていないもの多少あり、こちらは「アンコンストラクテッド」(構築されていない、という意味合い)と呼ばれ、スーツではありますがカジュアルにあわせやすくなっています。

ゴルフでのジャケットの話

ゴルフとは、上流階級の人たちが、社交場に隣接したホールでプレイしていたことが原型と言われています。

ゴルフ場=フォーマルな場所でした。

機能性より身だしなみとして、それを見た相手がどのように思うか、が重要でした。

昔のゴルフは「服装は己のために非ず、相手に対する礼儀なり」でありネクタイ、スーツ姿でプレイするのが礼儀でした。

1800年後半、暑い地域でのプレイでこの服装では無理!となり、ネクタイを外し、ジャケットが脱がれ、ワイシャツやパンツの丈が短くなっていきました。

これでは礼儀を重んじてきたゴルフのスタイルが全くかわってしまう!と全米ゴルフ協会が、1927年にゴルフの服装規定を発表しました。

これが現在でも続く「男性は襟付きのシャツを着用しなければならない」(Men must wear shirts with collars)でした。

ですので現在、必ずしもジャケットを着用する必要はありませんが、ゴルフ場によってドレスコードは様々です。

確認の上、最適な服装でプレイを楽しんでくださいね。

■まとめ

ジャケット・・・袖付き上着の総称

テーラードジャケット・・・様々な色がある。少しフォーマル。

ブレザー・・・紺色が多い。カジュアルにあわせられる。

スーツ・・・上下セットのもの。形状はほぼテーラードジャケットと変わらない。1番フォーマル。

フォーマル度合いは

スーツ>テーラードジャケット>ブレザー

となります。

ジャケットと言っても色々あって奥が深いな・・・としみじみ感じました。

是非活用してジャケットスタイルを楽しんでくださいね。

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