科学と化学の違い ~その意味や英語表記から物理との違いまで~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

mesushirinda-

科学と化学、どちらも読み方は「かがく」と言う事で、混同している方も多いのではないかと思います。

ですが、これらはまったく違う意味を持っています。

間違えて使っているかも知れないこの2つの「かがく」、一体どのように違うのか調べてみました。

<

>科学と化学の違い>
◆科学
自然現象を取り扱う学問の事で、自然科学とも言われます。

数学、物理学、化学、生物学、工学、天文学などの分野があり、自然で起こる出来事を勉強する事を指します。

◆化学
数ある科学の一分野で、物質の変化・性質などの知識を身に付ける学問の事を指します。

簡単に言うと科学と言うのは学問のジャンルであり、更にその中の細かいジャンルの中に化学というジャンルが存在すると言う事ですね。
<

>「科学」は英語でなんと言う?「化学」は?>
◆科学
英語では「科学」はscience(サイエンス)となります。

◆化学
英語では「化学」はchemistry(ケミストリー)となります。

サイエンスにケミストリー、どちらも、一度は聞いたことがあるような、聞き覚えのある言葉ですよね。

頭の中のイメージでは、「科学」「化学」と言われるよりもわかりやすいかもしれません。
<

>科学と化学、それぞれの字が持つ意味は?>
科学と化学の関係はすでにお伝えしたとおり、科学と言う大きなジャンルの中の一つに化学があると言う事です。

では、それぞれどのような意味を持つのか、

字の意味からもわかるその意味の違いを見ていきましょう。

◆科学
「科」と言うのは、区分けや掟・法律と言う意味を持っています。

つまり「科学」は、物事の掟(法則)を見つけて区分けする学問と言う事になるのです。

一般的に一言で「科学」と表す場合は、自然や物質を扱う自然科学という分野の事を言います。

◆化学
「化」はその字のごとく、まったく性質が違うものに変わる事です。

つまり、「化学」は、ある物質が別のものに変わる(化ける)その構造・特性を研究する学問の事を言い、「科学」との区別の意味もあって「化け学」(ばけがく)と呼ぶ事もあります。
<

>科学・化学と物理の違いや関係性>
物理学は、化学と同様に科学の中のジャンルの一つです。

自然界での現象には人間やあらゆるものの介入に左右されない普遍的な法則(万物の理)があると考え、これを探求し物理現象の根本を研究する学問の事を物理学と言います。

例を上げるとすれば、上から物を落とすと下に必ず落ちると言う「万有引力」や、「ブラックホール」などは、物理学に属します。

理論的に結果を求めることが多い物理学は、数学的思考を必要とする机上計算が多くなります。

これに対し化学は、上でも説明したとおり、物質が他の物質に変化する時の構造や特性を調べる学問ですので、物理学とは違い実験が主になります。

例えば、紙が燃えて灰になる時の紙の構造・変化する時の仕組みを考えたり、水を電気分解して水素を作るなどと言うのも化学=化け学ということになるのです。

理系が苦手と言う人には、科学も化学も物理学もみんな同じに聞こえるかもしれません。

しかし同じ理系の分野で名前が似ていても、違いはあります。

読んで字の如く、「科学」は理科全般、「化学」は化ける事を学ぶ、「物理学」は万物の理を学ぶ、と言うように覚えれば、混乱せずに済みそうですね。

関連記事

ページ上部へ戻る