「すいません」と「すみません」の違いー正しいのはどっち?ビジネスで失敗しない為に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

普段よく使う言葉に「すいません」や「すみません」という言葉があります。

何かものを頼むとき、お詫びをするとき、感謝を伝えるときなど使うシチュエーションは様々あります。

皆さんは、「すいません」と「すみません」の違いは分かりますか?

正しいのはどっちでしょうか?

特に、ビジネスや目上の人に使う時は、失礼な言葉を使いたくありませんよね。

「すいません」と「すみません」の違い

◆「すみません」とは?

「すみません」とは、「すまない」という言葉を丁寧にしたものになります。

例えば、お店に行って何かを頼む・お願いするときに「すみません、~お願いします。」と使ったり、肩がぶつかったときに「すみません」と言ったり、依頼や謝罪のときにも使える万能な言葉といえます。

さらに、「わざわざすみません、ありがとうございます」と、プレゼントをされたときに感謝の気持ちとして使うこともありますよね。

「すみません」という言葉一つで、様々な表現が出来るのです。

◆「すいません」とは?

「すみません」という言葉を省略したような感じで出た言葉が、「すいません」というふうになります。

なまり言葉ですね。

例えば大阪ですと、「すんません」「すいまへん」と使う人がいるのと同じです。

「すみません」と同じ意味を持っており、会話の中で「すいません」と使うことは間違っていません。

ただ、その場の状況によって「すみません」という丁寧な言葉を使うことで、相手に気持ちが伝わりやすくなります。

文章やメールの場合は通常、「すみません」と書くのが良いでしょう。

その場の状況や相手を見て、言葉を変える必要があるといえます。

「すいません」「すみません」正しいのはどっち?

よく使う言葉ですが、実際に目上の人や仕事上で使うとしたら、どっちが正しいのか気になります。

丁寧に話したいときは、「すみません」が正しいと言えます。

ただ、話し言葉としては、「すいません」というのが一般的です。

しかし、ビジネスで使うとなると話が変わってきます。

「すみません」で済むならそれで良いのですが、謝罪の時にはもっと丁寧に伝えなければなりません。

「すいません」と「すみません」、ビジネスやメールの場合は?

ビジネスということは、お客様や目上の人に使う言葉を見極めなくてはいけません。

何か悪いことをしてしまった時に、「すみません」だけでは、逆に怒られてしまう可能性があります。

その時は、「申し訳ございません」や「申し訳ありません」という言葉を使うのが正しいです。

「申し訳ない」「ごめんなさい」というのは、お友達なら良いのですが、ビジネスでは使わないようにしましょう。

また、仕事でメールなどの文章を送る時は「すみません」で良いのかも気になりますよね。

ビジネス上では、「すみません」や「すいません」は使いません。

上司に対してもそうです。

「すみません」という言葉は、丁寧語ですが謝罪するときに少し軽く感じられてしまいます。

謝罪のときは「申し訳ございません」「申し訳ありません」「大変失礼いたしました」。

誠意を伝えたい時は「ありがとうございます」「恐れ入ります」。

状況によって、上記の言葉を使い分ければ気持ちが伝わるかと思います。

「すいません」は結局使わないもの?

「すいません」自体は「すみません」と同じ意味ですが、発音するときの都合で発展した話し言葉です。

言葉でも文章でも、「すいません」と使うと、軽く謝られたイメージを持ちます。

それだけ、俗っぽく軽い言葉といえます。

普段、何気なく使っている人が多い言葉ですが、「すいません」より普段から「すみません」と言うほうが、丁寧で印象が良く見えるかもしれません。

まとめ

普段は「すいません」より「すみません」の方が丁寧で、ビジネスシーンや目上の人に対しては、「申し訳ございません」や「申し訳ありません」などを使うようにしましょう。

状況によって言葉を使い分けることが出来ると、仕事ができる人にも見られ評価があがるかもしれませんので、軽い言葉を使い軽い印象にせず、誠意を持った言葉を普段から使って誠意のある人だという印象を持ってもらいましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る