参画・参加の違いと意味を知ってスッキリ
なんとなく違うのは分かるけど、あらためて考えてみたら上手く説明できない。。。
そんな言葉って意外とたくさんありますよね。
「参画」と「参加」の違いもそんなもののひとつではないでしょうか?
それぞれの意味と違いをわかりやすく説明します。
参画と参加の意味
◆参画(さんかく)
政策だとか事業などの計画に加わることを「参画」といいます。
どうりで少し固いイメージのある言葉なんですね。
「法律の草案作成に参画する」「新規プロジェクト推進に参画する企業」といった使い方が考えられます。
◆参加(さんか)
何かの会やグループなど、目的を持った集まりの一員になること、また、行動をともにすることを「参加」といいます。
こちらは日常会話でもよく出てくる馴染みのある言葉ですね。
「来週のパーティに参加する」「カラオケ大会の予選に参加する」「参加料は3,000円です」などのように使われますね。
参画と参加の違い
ここまでの説明でも十分かと思いますが、参画と参加は何が違うのか、もう少し踏み込んで見ていきましょう。
例えば、たこ焼きパーティを開くとします。
誰を誘って、具材は何を用意して、いつ誰の家で開くのか…そんな計画段階から加わる場合、「参画」を使います。
「たこパ計画立案に参画する」というわけです。
そして、計画されたたこ焼きパーティ開催当日。
招待された友人たちは、たこ焼きパーティの「参加者」となります。
このように、すでにあるものに加わるニュアンスを持っているのが「参加」。
計画段階から積極的に関わっていくのが「参画」です。
ちなみに、この「積極的に」という点は重要で、計画に加わっていても、何も考えずただそこにいるだけなら参画とは言い難く、単に計画に「参加」しているだけとなります。
まとめ
参画:事業・政策などの計画に加わること。
参加:会やグループなどに加わること。行動をともにすること。
いかがでしたか。
なんとなく固い・柔らかいというイメージだけでなく、しっかりと意味と使い方の違いを分かっていると、耳にしたときも自分が使うときもスッキリしますよね。