白滝(しらたき)と糸こんにゃくの違い-低カロリーでダイエット効果も!?美味しいレシピとともに。

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konnyaku1おでんやすき焼きでしっかりと味が染み込んだ「白滝(しらたき)」や「糸こんにゃく」は美味しいですよね。

見た目は違うけれど原料は同じなのでしょうか?

美味しく食べられるレシピや、低カロリーでダイエットにも効果があるという点も気になりますね。

その違いを調べてみましょう。

白滝(しらたき)と糸こんにゃくの違い

しらたきと糸こんにゃくの原料を調べてみると、どちらもコンニャクイモが主原料です。

コンニャクマンナンという多糖を糊化させ、アルカリ液で固めたものをこんにゃくと呼びます。

ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

◆白滝(しらたき)

製法はコンニャクイモに含まれているデンプンやセルロースなど多糖類が加熱によって糊状になり、ところてんのように細い穴から押し出して、湯につけることで固まらせて作ります。

細い糸状のコンニャクの事で、主に関東での呼び名です。

呼び名の由来は、細い穴から押し出される様子が、白糸の滝を連想させるため、しらたきと呼ばれるようになったようです。

白滝の白さはコンニャクイモの精粉(皮をとったもの)を使っているためです。

◆糸こんにゃく

製法はいわゆるこんにゃくと呼ばれる四角の板コンニャクを細切りにしたり押し出して麺状にしたコンニャクのことです。黒っぽい糸こんにゃくは海草などで着色しているものです。主に関西での呼び名です。

現在は四角のこんにゃくを細い穴から押し出して糸状に作るため、糸こんにゃくと呼ばれるようになったようです。

製法に違いがあるということですね。

美味しく食べるコツ

原料となるコンニャクイモには灰汁があり、独特のにおいがあります。

美味しく食べるためにはひと手間かけるとよいでしょう。

しらたきや糸こんにゃくの味を生かしておいしく食べるには下処理をして灰汁抜きをしましょう。

灰汁のとり方は、次の2通りあります。

・お湯に塩を多めに入れて白滝をゆで、ザルに移して水を切るだけです。

・電子レンジによる灰汁抜き:白滝や糸こんにゃくをザルで軽く水洗いしたものを、水の入った耐熱容器に入れて電子レンジ500wで約5分間加熱、その後もう一度軽く水洗いしてザルで水けをきるだけです。

しらたきと糸こんにゃくのレシピ

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しらたきや糸こんにゃくはさまざまな料理に使用されます。

味つけをするためには、乾煎りして水分を飛ばすと良いでしょう。

調味料の味がしみ込みやすくなりますよ。

・主食として:パンやうどん、焼きそばなど炭水化物を蒟蒻に置き換え、低カロリーな主食として重宝されています。

・おかずとして:蒟蒻は煮つけやあえ物、焼き物など多くの料理として味わえます。

・蒟蒻麺として:うどんやラーメンを蒟蒻麺にすることで、美味しさ+低カロリーを実現します。ぜひ味わってほしい一品です。

・鍋物やおでん:すき焼きやなべ物、おでんなどに入れる定番のレシピ。

・サラダに:マンネリになりがちなサラダにしらたきや糸こんにゃくを加えることも。

・スープとして:しらたきや糸こんにゃくのスープも相性がいいですよ。

しらたきはおでんや和え物に、糸こんにゃくはすき焼きや煮物などによく使われていますが、お好みでアレンジを楽しみましょう。

低カロリーでダイエットにも最適!?

しらたきも糸こんにゃくも原料はこんにゃくです。

とってもヘルシーな食材として女性にも人気のある食材です。

ダイエットに効果があると言われている理由としては以下の3つがあげられます。

低カロリーであること

200gの白滝でも11~12㎉という低さです。

こんにゃくは殆ど水分のためカロリーが低く、残りは食物繊維で構成されています。

食べたという満足感あり!

主成分は食物繊維で、水分をたくさん含んで膨張します。

食感もあるためよく噛んで食べると満腹中枢が刺激され、お腹に永くとどまるため、満足感が続きます。

食物繊維の働きでお腹がすっきりします

体内で食物繊維が働き、体外に余分なものが排泄されます。

食物繊維は他の食物と混ざり合い、膨張して便の量を増やします。

これによってお腹の働きが活発になり、便の排泄を促すのです。

まとめ

これからの季節に欠かせない鍋料理。

そこに活躍するしらたきや糸こんにゃく。

関東と関西で呼び名は違えども、大切な食材ですね。

低カロリーの代表選手でもあるしらたきや糸こんにゃくは、糖質もほぼゼロと言われており、血糖値が気になる人には願ってもない食材です。

ダイエット食材としても有用なしらたきや糸こんにゃくを見直すことができました。

積極的に食べるようにしましょう。

但し食べすぎはいけません。

1日1㎏以上食べると腸閉塞になることがあるようです。

何事もほどほどがいいようですね。

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