トレーナーとスウェットの違いは実は…。
トレーナーとスウェット。
さて、このふたつの違いは何でしょうか。
あの服はトレーナーなのでしょうか、スウェットなのでしょうか。
パーカーとの違いも併せてわかりやすく説明します。
トレーナーとスウェットの違い
結論からさきに言うと、トレーナーとスウェットは実は同じものを指します。
どちらも、「運動競技のトレーニング・練習用として着る上着」のことです。
また、運動時だけでなく、カジュアルファッションとしてもよく利用されています。
トレーナーには、肩・腕が動かしやすいラグラン袖、袖口・衿まわり・裾はゴム編かリブ編が採用されていることが多いです。
英語では「sweatshirt(スウェットシャツ)」と言います。スウェットは本来生地を指す名前で、汗(スウェット)の吸水性が高いのが特徴です。
一方、トレーナーというのは和製英語になります。
ボクシングジムのトレーナーがよくスウェットを着ていたことから、または、トレーニングウェアが変化してトレーナーと呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに、スウェットシャツ(上)とスウェットパンツ(下)の上下セットで「スウェットスーツ」と呼ばれます。
パーカーとの違い
パーカーは「フード(帽子)が付いた上半身用の衣服全般」を指します。
トレーナー、スウェットに対してどう違うのかと考えるならば、この「フードが付いているかいないか」という点になります。
ただし、ダッフルコートなど、フードが付いていてもパーカーとは呼ばないものもあります。