林と森の違いが意外すぎる!漢字のなりたちも!!

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ブナ林の木漏れ日

林と森、どちらも木がたくさんあるイメージですが、その区別はどうやってつけているのでしょうか。

ここでは林と森の違いについてご紹介します。

林と森の違い

◆林

林とは、植樹などの人工的な手が入っている木が生い茂っている場所のことを指しています。

広辞苑では、林は『樹木の群がり生えた所』と書かれています。

しかし、ある国語辞典では『広い範囲に木が多数生えた所』とあり、それぞれにより表現は少しずつ違っているようです。

◆森

森とは、人の手が加わらずに自然に生えている場合に使います。

広辞苑では『樹木が茂り立つ所』とあり、ある国語辞典では『大きな木がたくさん茂っていて、薄暗くなっている所』とありました。

じゃあ山は他と何が違うの?

田園風景と山

林や森の違いはご紹介しましたが、では同じくたくさんの木が生えている山はこの2つとどう違うのでしょうか?

調べてみると、山は地形が盛り上がった場所のことを言うので、植物の問題は全く関係がありません。

木や植物などがなくても、大きく盛り上がっていたら山というでしょう?

山とはあくまでも地形の形を表していると考えると良いようです。

林や森の漢字の成り立ち

今度は視点を変えて林と森の漢字の成り立ちについてご紹介しましょう。

実は『漢字の成り立ち』と言っても「象形文字」「指事文字」「転注文字」「会意文字」「形声文字」の5種類あります。

「象形文字」とはものの形から生まれた漢字のことを言い、『火』や『水』、『木』も象形文字に属します。

「指事文字」は点や線を組み合わせて表した漢字のことで「一」「二」「三」などの漢数字や「上」「下」などが指事文字に該当します。

「転注文字」はもともとの持つ意味に似た意味合いに転用することを言い、音が変わることが多いそうです。

例として、「音楽」を意味する「楽(ガク)」という漢字を「ラク」と発音して「楽しい」の意味に転用する、といった漢字を指しています。

「会意文字」は2つ以上の漢字を組み合わせて新しい漢字になったものを言います。

「日」と「月」を合わせて「明」、「田」と「力」で「男」という感じですね。

「形声文字」は音の響き(読み)を表す文字と意味を表す文字(漢字)を組み合わせてできた、新しい意味を持つ漢字のことを言います。

「日」は太陽を表す形象文字、「青」はあおい草が生えることを意味していますが、この2つを組み合わせることで「晴」という漢字が出来上がります。

この場合は日が意味(漢字)を表す漢字、青が音の響き(読み)を表す漢字になります。

さてさて、それでは『林』と『森』はこの成り立ちの中でどれに該当するのでしょうか。

どちらの漢字も2つ以上の漢字を組み合わせて作られる「会意文字」に該当します。

『林』は木を左右に2つ組み合わせた形で、たくさんの木が生えて茂っているところを表しています。

『森』は木を3本組み合わせて作られた漢字で、たくさんの木がこんもりと茂っている所を表しているそうです。

たしかに森って木が生い茂って上に盛り上がっている感じがしますよね。

漢字の成り立ちもおもしろいものです。

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