マンション・アパート・ハイツ・コーポの違いが知りたい!
引越しを考えていて、物件情報などをみていると、「マンション」「アパート」「ハイツ」「コーポ」など、一口に物件と言っても色々な言葉が出てきますね。
この建物の名称、それぞれどう言った特徴があるのでしょう?
それぞれの建物の違いや、メリット・デメリットなどを調べてみました。
マンション・アパート・ハイツ・コーポの違い
◆マンション
主に鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造の、比較的大規模な集合住宅のこと。
◆アパート
一般的に木造・軽量鉄骨造の2階建てまでの建物のこと。
◆コーポ
木造・軽量鉄骨造で2階建ての共同住宅。
アパートと同じように感じるかもしれないのですが、こちらは2階建てに限定されています。
◆ハイツ
英語圏での本来の意味合いは、高台にある集合住宅という意味。
日本ではあまり高台とは関係なく使われることが多く、構造に関係なく建物の名称の一つだそうです。
このように、4つの建物には違いはあるのですが、法律によるしっかりとした規定があるわけではなく、最終的には持ち主がつけた名前がその建物の名称と言う事になるようです。
マンション・アパート・ハイツ・コーポのメリット・デメリット
◆マンション
構造上、アパートより耐震性・防火性に優れ、生活音の音漏れもしにくいです。
また、防犯カメラが付いていたりオートロックのある建物が多く、セキュリティ面でも充実しています。
デメリットとしてはやはりアパート等に比べ家賃が高いことと、機密性の高さゆえの湿気が多さが挙げられます。
◆アパート
家賃・管理費・共益費・駐車場代など、全て合わせてもマンションに比べ比較的住居費用が安く済みます。
木造のアパートだと防音性は低いと言うデメリットがあります。
気になる方は戸建てやコンクリート造のアパートなどがいいかも知れないですね。
◆コーポ
こちらは、アパートと同じくメリットは安く住む事ができること。
ただし、2階建てと限定されているので、生活音などが気になるところがデメリットとして挙げられます。
◆ハイツ
ハイツについては、特に定義がありませんのでアパートと同じと考えてよいと思います。
マンション・アパート・ハイツ・コーポ、どれがいい?選び方は?
この4つの中から、自分が住む部屋を決めるとなった場合、何を基準にして選べばよいのか、自分にはどの部屋が一番合っているのか、気になりますよね。
やはり、これはどの部分に自分が重点を置くかで決まります。
家賃は多少高くてもいいから、人の生活音や自分の出す生活音を気にしたくないという人や、安全性を重視する人はマンションがいいでしょう。
逆に、少しくらい音が漏れても気にしない、家賃が安い方がいいと言う人は、アパート・コーポ・ハイツ選ぶ事になると思われます。
上で挙げたデメリットを排除しようとすれば、金額の多い少ないはあれど必ず予算が上がるものです。
マンションなら湿気対策をする為の予算が必要になるでしょうし、アパート・コーポ・ハイツなどでの防音性が気になるのなら、防音性に優れている家賃の高いアパートや、マンションを選択肢に入れることになるでしょう。
要は、家賃にそれぞれのメリット・デメリットが反映されているのです。
そのデメリットに掛かる予算と、自分のライフスタイルや予算の状況を照らし合わせた上で、エリア、利便性、間取りなども考慮しながら自分に合った物件を選ぶのが重要ではないでしょうか。
良い物件はすぐに決まってしまうものなので、気になる物件があったらすぐに不動産会社に連絡をするのが良いでしょう。
仕事や学校が終わって、ほっと一息つけるのはやはり自分の部屋。
お部屋探しをしている方は、後悔しない様に納得の行く物件を探したいですね。