うなぎとあなごの違い ~栄養から見分け方、値段やはもとの違いまで~

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夏バテ防止に効果があるとされ、古くから日本人に親しまれてきたうなぎ。

見た目がそっくりなあなごと、何がどう違うのでしょう?

味や栄養だけでなく、値段の違いも気になりますね。

見分け方などと合わせて、うなぎとあなごの違いを比較してみました。

うなぎとあなごの違い

◆うなぎ

日本に生息しているうなぎは、「ニホンウナギ」と「オオウナギ」の2種類で、そのうちよく見られるのはニホンウナギです。

ニホンウナギはウナギ目ウナギ科、肉食で体長1mほどです。

河川の中流から河口域などに多く生息していますが、産卵は海で行われます。

卵から孵化した小魚は、葉っぱのような形をしたレプトセファルスと呼ばれる幼生に変態します。

その後円筒形の体をした5センチほどのシラスウナギというウナギの稚魚に変態し、川でプランクトンなどを捕食して成長し、5~10数年ほどで成熟します。

◆あなご

日本で言うアナゴといえば、「マアナゴ」が一般的のようです。

マアナゴはウナギ目アナゴ科、ウナギ同様肉食。

体長は雄が40cm、雌は90cmほどで雌の方が大きいです。

海水魚で、ウナギとは違い一生を海で過ごし、マアナゴ以外にも数多くの種類が存在します。

うなぎとあなご、味や栄養の違いは?

食材のうまみを決めるアミノ酸の量を比較してみると、実はうなぎとあなごにはそれほど差がありません。

つまり、味そのものはほぼ同じと言う事になるのです。

でも、あなごとうなぎ、食べ比べてみると味の違いはありますよね。

これはなぜかと言うと、脂質の含有量の違いだと言われています。

うなぎの方があなごよりも2倍以上脂質が高く、両方食べたことがある方はお分かりになると思いますが、うなぎは脂が乗っていて、あなごは淡白であっさりとしていますよね。

食感も脂質の量の関係から、うなぎは皮がパリパリ、中はふっくらしていますが、あなごはふんわり柔らかい食感です。

脂質の他にも栄養素に違いがあり、カルシウム・各種ビタミン・DHA・EPAなどはうなぎの方が多く、カリウム・ナトリウムはあなごの方が多いようです。

また、あなごよりも脂質が多いという事でうなぎの方がカロリーが高く、100gあたりのカロリーは、うなぎが225kcal、あなごが161kcalです。

うなぎとあなごの見分け方は?値段はどっちが高い?

◆うなぎ

体の色は黒色で、お腹の部分は黄色。

鱗があり、下顎が出ています。

尾ひれの形は丸い形をしています。

◆あなご

体の色は茶褐色、側面に白い斑点が並んでいます。

鱗は無く、上顎が出ています。

尾ひれの形は尖っています。
どちらも細長く、同じようなものかと思っていたら、意外と違う点が多いようですね。

では、値段はどうなのでしょう。

蒲焼として売られているものを比較した場合、うなぎは1500~3000円程度、あなごは500~1000円程度。

約3倍と言う事で、うなぎの方が圧倒的に高価ですね。

「はも」はうなぎ・あなごの仲間?

うなぎと似ているものは、あなごの他に、はもがあります。

はもはウナギ目ハモ科で、体長が1mほどのものが多く、最大2m以上あるものもいます。

細長い体をしており、あなごと同じくうなぎの仲間ですが、うなぎやあなごよりも口が大きく鋭い歯を持っているのが特徴です。

京料理では欠かせない食材ですが、骨が多く食べにくいと言う事から、関東など東日本ではあまり目にする事はないようで、うなぎやあなごに比べると馴染みが無いかもしれませんね。

 

このように、うなぎとあなごは仲間ですが、見た目や栄養から値段まで、違いがはっきりとあることが分かりました。

うなぎやあなごを食べる時には、ぜひ調理法と照らし合わせ、その違いを思い出して食べてみて下さい。

それぞれの良さが引き立つ調理法をしている事に気が付くかもしれませんよ!

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