野菜と果物の違いースイカ・トマト・アボカド・キウイ・イチゴは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

野菜も果物も大好きな人もいれば、果物はOKだけど野菜はちょっと…という方もいます。

私はスイカが苦手なんですが、これは野菜なんでしょうか?果物?

言われてみればトマトは?アボカドにキウイにイチゴはどうなんでしょうか?

そういえばメロンも!

ちなみに私は、スイカもメロンもかつて「キュウリの味がするから嫌!」って言ってました。確かに全部「ウリ」の仲間ですよね。ということは、全部野菜…?

調べてきました!

野菜と果物に明確な定義なし?

いきなり身も蓋もない話ですが、どうやら野菜も果物も、みんなが共有できる明確な定義がないみたいなんです。

だから、スイカは野菜?果物?ってなるのも当然なんですね。

もう少し見てみましょう。

農林水産省によると「野菜、果物にはっきりとした定義はない。国によっても分け方が違う。日本でも生産者と流通関係者と消費者で分け方が違うものもある」そうです。

そして、調べれば調べるほどに収集がつかなくなってきました。「結局これはどっち?」は、どっちとも言えるというものがあるってことです。

なかなか使える「野菜」と「果物」の違い

先ほどの農林水産省によると、いちおう生産者としては、「田畑で栽培」「主食とともに食べる副食物(いわゆる「おかず」)」「加工なしで食べられる」「草本性(いわゆる草)であり樹木に実るものではない」という4つを満たすものを「野菜」と呼ぶそうです。

なるほど、これに従うと、スイカもメロンもイチゴも4つの条件のうち、「田畑で栽培」「加工なしで食べられる」「草本性(いわゆる草)であり樹木に実るものではない」の3つは満たしていますが、「主食とともに食べる副食物」とは言えないでしょうから、これらはすべて「果物」になりますね。

もちろん、アボカドやキウイはそれ以前に、木になるので「果物」でよさそうです。

一方でトマトはそれ単独で食べることもあるでしょうが、サラダなどに含まれたり他の食材とともに調理もされることも多いので、一応「主食とともに食べる副食物(いわゆる「おかず」)」に該当し、ギリギリ「野菜」というところでしょうか。

この分け方は、私たち一般消費者の普段の感覚とも近いのではないでしょうか。

なので、特に厳密な何かが問われない限り、この基準を採用してすっきりさせておくのがよさそうです。

断言してみよう

あいまいなものは、あいまいなまま無視するか、勝手に断言するか、のどちらかに限ります。

ここでは先ほど見てきた分け方を採用して、それぞれ断言していきます。

スイカは……野菜だ!

トマトは…野菜だ!

アボカドは果物だ!

キウイはもちろん果物だ!

メロンは果物だ!!

イチゴは果物だ!!

キュウリは嫌いだ!

もしあなたが同意できなければ、あなたなりの定義を採用して断言することをおすすめします。あるいはそんなことは気にしないで放置するか。

 

ではみなさん、本日もごきげんよう。

関連記事

ページ上部へ戻る